3次元センサーとタブレットPCでモデルを構築。
面情報の活用により、高精度化・高速化を実現しました。
概要
3次元センサーを接続したタブレットPCで、空間を高精度かつ高速に3次元画像化する技術を開発。従来のように点の集合のみからなるデータを収集するのではなく、面情報を追加することで、3次元画像を容易に構成することが可能となりました。
技術ポイント
部分的な3次元データを正確につないで空間全体を再構成
3次元センサーを接続したタブレットPCで、比較的広い空間の3次元モデルを再構成。複数の部分的な3次元データを正確につなぎ合わせることで空間全体を再構成します。
1秒間に4フレームのデータをつなぐ高速処理を実現
3次元点群とともに、人工構造物における平面を有効利用する独自のアルゴリズムで、1秒間に4フレームのデータをつなぐ高速処理が可能です。
構築した3次元モデル上で寸法計測が可能
再構成した3次元モデル上で寸法計測が可能です。オフィス、工場などでの計測作業や設備の搬入・移動の検証作業など、本技術を利用することで、あらゆる作業効率の向上が期待できます。
さまざまなアプリケーションへの展開を検討
市販されているさまざまな3Dセンサーに対応し、センサーの種類・台数・配置を、用途に合わせて最適にカスタマイズできるような、柔軟なシステム開発を進めております。