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改善履歴一覧

ファームウェアバージョン 45 → 46への改善履歴(2025/04)

No. 内容
1 二重化増設ベース構成において、以下の(1)(2)の条件でGOTと接続した場合、GOTで451エラー(MELSEC二重化設定と実システム構成が一致していません。)が発生し、通信が正常に行えない問題を解決しました。
 (1)基本ベース上に装着したEthernetユニットの先頭入出力番号を基本ベースのスロット数×10Hよりも大きい値で設定
 (2)GOTの二重化機能設定を有効に設定
2 二重化増設ベース構成において、EthernetユニットまたはCC-Linkユニットを基本ベース上に装着して先頭入出力番号を基本ベースのスロット数×10Hよりも大きい値で設定すると、待機系のEthernet診断またはCC-Link診断でエラーが発生する問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 44 → 45への改善履歴(2024/12)

No. 内容
1 二重化増設ベース構成において、増設ベースユニット上に装着したEthernetユニットで時刻設定機能(SNTPクライアント)を実行すると、他局アクセス異常応答(イベントコード00C02)が発生し、通信が遅くなる問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 43 → 44への改善履歴(2024/10)

No. 内容
1 OPC UAサーバユニット経由でCPUユニットのグローバルラベル(構造体配列/多次元配列)に対して、以下(1)(2)の条件でアクセスした場合、指定と異なるラベルにアクセスする問題を解決しました。
 (1)2階層目以降の構造体配列または多次元配列の2次元目以降の要素数を11以上で定義
 (2)(1)のラベルに対して、要素番号に8以上を指定してアクセスする。

 <指定例>
  構造体配列の場合:AAA[8].BBB[39]
  多次元配列の場合:AAA[8, 39]
2 起動時にSDメモリカードの診断に時間がかかった場合にハードウェア異常(3C00h)が通知される問題について、メモリカード異常(2122h)を通知するよう改善しました。
3 二重化増設ベース構成において、外部機器からのラベルアクセスを許可していると待機系CPUユニットの自動復旧機能による復旧が失敗する問題を解決しました。
4 二重化増設ベース構成において、系切替え後のサイクリックデータ受信待ち設定に未対応のCC-Link IE フィールドネットワークユニットが片系に装着されている場合、パラメータ異常(37A7h)を正しく検出しない問題を解決しました。
5 二重化増設ベース構成において、SDメモリカードのライトプロテクトがかかっていると待機系CPUユニットの自動復旧機能による復旧が失敗する問題を解決しました。
6 二重化モードの基本ベース構成において、系決定前に停止エラーが発生した場合、下記操作もしくは設定により系決定後に以下(1)(2)(3)の現象が発生する問題を解決しました。
<操作・設定内容>
 ・系決定前にリモートRUN/PAUSE操作を行う。
  (リモートPAUSE操作では(1)(2)の現象は発生しません)
 ・CPUパラメータのRUN-PAUSE接点設定にてRUN接点の設定がある。

 (1)シーケンサへの書込みができない。
 (2)RUN中書込みが完了しない。
 (3)イベント履歴の動作状態変更、SD203に実際の動作状態とは異なる動作状態が格納される。

ファームウェアバージョン 41 → 43への改善履歴(2024/06)

No. 内容
1 二重化増設ベース構成において、待機系をSTOP状態で電源ONすると、増設ベース上に装着したCC-Linkユニットのユニットラベルがトラッキング転送されない問題を解決しました。
2 二重化増設ベース構成において、STOP状態でプログラムを書込み、電源OFF→ONまたはリセットをせずにRUNした後、制御系の電源をOFFすると、増設ベース上に装着したCC-Linkユニットのリンクリフレッシュが停止する場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 39 → 41への改善履歴(2023/12)

No. 内容
1 二重化増設ベース構成において、STOP状態でプログラム書込み後、電源OFF→ONまたはリセットをせずにRUNすると、以下の現象が発生する問題を解決しました。
・系切替すると、増設ベース上に装着したユニットのY出力リフレッシュが停止する
・系切替すると、増設ベース上に装着したCC-Linkユニットのリンクリフレッシュが停止する
・増設ベース上に装着したCC-Linkユニットのユニットラベルがトラッキング転送されない場合がある
2 Ethernet機能において、TCP ULPタイマが60秒以上に設定されていると、設定した時間でタイムアウトエラーにならない問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 38 → 39への改善履歴(2023/11)

No. 内容
1 プログラム名・FB/FUNファイル名の先頭が下記の対象文字となるファイルに対して、読出・削除・照合ができない場合がある問題を解決しました。
<対象文字例>
・UNICODE文字で下位1バイトの文字コードが”05H”(包:5305H、★:2605H、堅:5805Hなど)
2 Webサーバ機能で二重化増設ベース上ユニットのバッファメモリをウォッチ登録している場合に、接続先を待機系としてもモニタが停止しないよう改善しました。

ファームウェアバージョン 37 → 38への改善履歴(2023/08)

No. 内容
1 <重要>脆弱性対策を強化しました。
2 MELSOFT接続機器との通信で、CPUユニット内蔵Ethernetの1つのTCPポート番号に対して、複数の相手機器が同じTCPポート番号でコネクションを確立することができない問題を解決しました。
3 Ethernet機能のTCP/IPによる交信において、コネクションをオープンしたまま、60秒より長い間隔を空けて送信を行うと、データが送信されない場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 36 → 37への改善履歴(2023/04)

No. 内容
1 制御系IPアドレスと重複しているIPアドレスの機器が存在すると、通信処理が停止する場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 35 → 36への改善履歴(2023/02)

No. 内容
1 複数ネットワークを構築した二重化増設ベース構成において、動的ルーチングを使用すると、系切替後に周辺機器との通信が正常に行えない場合がある問題を解決しました。
2 複数ネットワークを構築した二重化増設ベース構成において、増設ベースユニット上にEthernetユニットを使用し、動的ルーチングを使用すると、系切替後に新待機系で電源ユニット認識不可(エラーコード:1030H)が発生する場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 34 → 35への改善履歴(2022/12)

No. 内容
1 未送信データ送信異常(エラーコード:1167H)の検出改善を行いました。
2 電源二重化システムにおいて、片側の電源ユニットのみ電源OFF→ONすると、電源ユニット認識不可(エラーコード:1030H)になる場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 33 → 34への改善履歴(2022/10)

No. 内容
1 <重要>脆弱性対策を強化しました。
2 ブロードキャスト受信(UDP/IP)のコネクションでデータ受信したときの交信相手のIPアドレス/ポート番号に関して、SP.SOCCINF命令で取得できない、またはEthernet診断で表示できない問題を解決しました。
3 Ethernet機能において、ポートが開放されていない相手機器に対してUDP通信を実行し続けると、該当のコネクションNoがクローズする場合がある問題を解決しました。
4 Ethernet機能において、管理CPUユニットの内蔵Ethernetポート部に接続したエンジニアリングツールから他局アクセスを実施すると、管理CPUユニットがエンジニアリングツールと通信できなくなる場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 32 → 33への改善履歴(2022/04)

No. 内容
1 二重化増設ベース構成において、増設ベースユニット上の何れかのユニットに、I/O割付設定の先頭XYを0000と設定した場合、CC-Linkユニット(RJ61BT11)とのリフレッシュが停止する問題を解決しました。
2 二重化増設ベース構成において、基本ベースと増設ベースの両方でEthernetユニット(RJ71EN71)を使用している場合、I/O割付設定の先頭XYの値を基本ベース側より増設ベース側のほうを小さく設定していると、待機系のEthernetユニット(RJ71EN71)が通信できない問題を解決しました。
3 制御系から待機系へのメモリコピー機能において、システム動作設定をコピー対象とするように改善しました。

ファームウェアバージョン 30 → 32への改善履歴(2022/02)

No. 内容
1 電源ON時にラッチエリアの異常を検出した場合に、イベント通知するよう改善しました。
2 二重化増設ベース構成において、基本ベースユニット上のネットワークユニットで動的ルーチング設定が有効の場合に、中継局の異常によりネットワーク通信ができなくなる問題を解決しました。
3 内蔵Ethernet通信において、通信データの応答先が不明となった場合でも、通信データを破棄して以降の通信を継続できるように改善しました。

ファームウェアバージョン 29 → 30への改善履歴(2021/11)

No. 内容
1 <重要>脆弱性対策を強化しました。
2 二重化モードで電源OFF→ON又はリセット→リセット解除すると、稀にCPUが立ち上がらない場合がある問題を解決しました。
3 MH11 SettingToolからレーザ変位センサコントロールユニットをモニタリングしていると、USBタイムアウトエラー(エラーコード:0180505)になる場合がある問題を解決しました。
4 RQ増設ベースの後段のQ増設ベースにて、総線長7m以上のQシリーズの増設ケーブルを使用すると、システムバス異常(エラーコード:24D0h)となる場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 28 → 29への改善履歴(2021/08)

No. 内容
1 二重化機能ユニットの異常を検出したが復旧可能である場合、二重化機能ユニットのみ自動的に再起動して二重化システムを継続するように改善しました。

ファームウェアバージョン 27 → 28への改善履歴(2021/06)

No. 内容
1 下記に掛かる時間を短縮しました。
・GX Works3からシーケンサに対し"グローバルラベル割付情報"を書込む処理。
・GOTからシーケンサに対してラベルアクセスする際のラベル名解決。
2 SLMPによるラベルアクセスの応答性能を改善しました。
3 外部機器から3階層以上の構造体配列のグローバルラベルへアクセスした場合に、ラベルアクセスが正常に動作しない場合がある問題を解決しました。
4 SLMPのArray Label Readコマンド(041AH)とArray Label Writeコマンド(141AH)において、データ型が「ビットの2次元配列および3次元配列」のラベルに対して、配列の要素番号を指定しなかった場合にラベル交信関連エラー(エラーコード:40CEH)を応答するように改善しました。
5 SLMPのArray Label Readコマンド(041AH)とArray Label Writeコマンド(141AH)において、「配列データ長」のサイズに誤って奇数値を設定した場合にラベル交信関連エラー(エラーコード:40D1H)を応答するように改善しました。

ファームウェアバージョン 26 → 27への改善履歴(2021/04)

No. 内容
1 電源OFFによる系切り替え時に、トラッキング通信異常(エラーコード:1B78H)を通知しないように改善しました。
2 複数の周辺機器から内蔵Ethernet経由でデバイスアクセスした場合の応答性能を改善しました。
3 I/Oリフレッシュにおいて、実装された最小I/O番号を先頭としてリフレッシュするように改善しました。
4 PSTOP(P)命令において、ファイル名にNULL(文字列なし)を指定しても、ファイル指定不正(エラーコード:2840H)が発生しない場合がある問題を解決しました。
5 スキャン実行タイププログラムが存在しない場合、PSCAN(P)命令/POFF(P)命令/PSTOP(P)命令を実行するとプログラム実行タイプが変更できない場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 25 → 26への改善履歴(2020/12)

No. 内容
1 二重化増設ベース構成において、系切替え命令/エンジニアリングツール/ネットワークユニットからの系切替えのいずれかが2回発生すると、制御系CPUから二重化システム用増設ベース上に装着されている対象ユニット(*1)への通信が、まれにできなくなる場合がある問題を解決しました。
(*1) CC-Linkユニット、Ethernetユニット、シリアルコミュニケーションユニット
2 <重要>脆弱性対策を強化しました。

ファームウェアバージョン 24 → 25への改善履歴(2020/10)

No. 内容
1 二重化システムの起動時において、両系が停止エラーとなった場合、どちらか一方が制御系となるように改善しました。
2 ソケット通信の交信中におけるCPU STOP時の受信データ破棄設定に対応しました。
3 通信プロトコル支援機能とソケット通信機能を使用している場合において、通信プロトコル支援機能の実行状態が「送信処理中」のときに、バッファメモリのプロトコルキャンセル指定でキャンセル要求を繰り返し実行すると、ソケット通信の相手機器に対して誤った伝文を送信する場合がある問題を解決しました。
4 通信プロトコル支援機能のプロトコル設定がSTOP→RUN時にも反映されるように改善しました。
5 <重要>脆弱性対策を強化しました。

ファームウェアバージョン 23 → 24への改善履歴(2020/05)

No. 内容
1 サブルーチン型ファンクションブロックでENの制御にMC/MCRが使用できるように改善しました。
2 BIN/DBIN 命令エラー制御フラグ(SM754)をON しても、BIN/DBIN 命令にて演算異常(3401H)となる場合がある問題を解決しました。
3 実行条件付きデバイステストで選択条件解除を実行し、RUN中書込みすると、プログラム異常(エラーコード:3100H)が発生する場合がある問題を解決しました。
4 定周期プログラムまたは割込みプログラム内で、続行エラーが複数発生している状態でエラー解除を実行すると、WDT 時間超過(エラーコード:2501H)が発生する場合がある問題を解決しました。
5 ネットワークユニットの動的ルーチングを有効に設定した状態で、S(P).RTWRITE命令を実行すると、下記のいずれかが発生する場合がある問題を解決しました。
・演算異常(エラーコード:3405H)が発生する。
・S(P).RTWRITE 命令で登録したルーチング情報が、正しく設定されない。

ファームウェアバージョン 22 → 23への改善履歴(2020/03)

No. 内容
1 ネットワークユニットの局種別が通常局/ローカル局のリフレッシュ設定において、範囲外のデバイスを設定すると、パラメータ異常(エラーコード:2223H)となるように改善しました。
2 増設ベース上のユニットに対して、UNIINFRD(P)命令を実行すると、ユニット情報が読み出せない場合がある問題を解決しました。
3 ユニット専用命令の第一引数(文字列型)に、デバイス/ラベルを指定して実行すると、入出力番号・ネットワーク番号指定不正(エラーコード:2807H)が発生する場合がある問題を解決しました。
4 他局のQn(H)CPU/QnPHCPU/QnPRHCPUからWRITE/SWRITE/READ/SREAD命令のいずれかを実行すると、実行局でデバイス指定エラー(エラーコード:4030H)となる問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 21 → 22への改善履歴(2019/10)

改善機能はありません。


ファームウェアバージョン 20 → 21への改善履歴(2019/07)

No. 内容
1 SFCプログラムとFBファイルが混在するプロジェクトにおいて、FBファイルをファイル一括RUN中書込みすると通信エラーとなる場合がある問題を解決しました。
2 交信手段を“ソケット通信”に設定したActive接続機器を複数設定すると、同機器に対するSP.SOCOPEN命令が異常完了し続ける場合がある問題を解決しました。
3 交信手段を“ソケット通信”または“固定バッファ”に設定したActive接続機器との交信において、下記の問題を解決しました。
・ルータを経由する交信において、相手機器がネットワークに接続されていない状態でSP.SOCOPEN命令を実行し、同命令のULPタイムアウト直前に相手機器がネットワークに接続されると、オープン完了信号がONとならない場合がある。
・相手機器がネットワークに接続されていない場合に、同機器に対するSP.SOCOPEN命令に対するオープン完了信号がONとならない場合がある。

ファームウェアバージョン 19 → 20への改善履歴(2019/04)

No. 内容
1 MELSOFT接続、SLMP通信、ソケット通信などで使用する内蔵Ethernet通信性能を改善しました。
2 自動メモリコピーが実行された場合に、待機系からイベント履歴などのメモリコピー対象外のファイルを削除しないよう改善しました。
3 両系のメモリ内容が同一の状態で自動メモリコピーを実行した場合に、メモリコピー完了のイベント履歴を保存しないよう改善しました。
4 CPU以外のユニットでイベントが頻発した場合に、イベント履歴の保存を制限するように改善しました。
5 内蔵Ethernetで通信が不安定になる件を改善しました。
6 ユニット間同期対象の出力ユニットの最小IO番号と最大IO番号の差が190h以上の場合に、同期対象の出力ユニットへY出力されない場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 18 → 19への改善履歴(2018/12)

No. 内容
1 制御系に接続した外部機器が待機系にSLMPでリモートリセットを行うと、外部機器からのSLMPコマンドが制御系で5分間実行されなくなる問題を解決しました。
2 <重要>特定のデータ転送命令(BMOV(P), BMOVL(P), FMOV(P), FMOVL(P), DFMOV(P), DFMOVL(P))の転送元、または転送先に入出力番号をインデックス修飾したCPUバッファメモリアクセスデバイス(U3EnZn\HGn)を指定すると、正常にデータ転送されない問題を解決しました。
3 オートロギング設定時の異常操作を実施すると、エラーを検出しない場合がある問題を解決しました。
4 SDメモリカードにロギングデータを保存している間にデータメモリの初期化を実施した後に、PC書込みが出来ない場合がある問題を解決しました。
5 <重要>サブルーチンプログラム呼び出し先で、引数にローカルデバイスを指定した特定の命令を実行すると、デバイス・ラベル・バッファメモリ指定不正(エラーコード:2820H)が出る場合がある問題を解決しました。
6 GX Works3にて"外部機器からのアクセス"にチェックが入ったグローバルラベルを編集し、RUN中書込みを実行した後、同ラベルに対して外部機器からアクセスできない場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 17 → 18への改善履歴(2018/10)

No. 内容
1 <重要>特定の手順でSFCプログラムを変更後、変更したSFCプログラムを実行する際、以下に示すエラーが発生する場合がある問題を解決しました。
・WDT時間超過エラー(エラーコード:2501H)
・SFCプログラムブロック・ステップ指定異常(エラーコード:31A1H)
・SFCプログラム構成異常(エラーコード:3180H)
2 電源ON/リセット解除後に、GX Works3や外部機器との通信ができない場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 16 → 17への改善履歴(2018/08)

No. 内容
1 二重化システムにて制御系IPアドレスを使用している場合、システムを立ち上げてから一度も系切替えが発生していない状態で連続稼働時間が49.71日を経過すると、待機系でEthernet通信ができなくなる問題を解決しました。なお、本現象発生時に制御系は正常制御を継続します。
2 <重要>GX Works3にてグローバルラベルを編集してRUN中書込みを実行した後、特定の命令(SP.FREAD, SP.FWRITE, SP.FTPPUT, SP.FTPGET, SP.DEVST, UDCNT1, UDCNT2, SPD)を実行すると正常に動作しない場合がある問題を解決しました。
3 <重要>RUN中書込用確保ステップが無い状態でRUN中書込み、またはシーケンサへの書込みを行った後、立上り/立下り命令が意図せず動作する問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 15 → 16への改善履歴(2018/04)

No. 内容
1 <重要>グローバルラベルの変更を伴う両系へのRUN中書込みが完了した後、待機系を電源OFF→ON、またはリセットするとトラッキング転送が停止したままとなる場合がある問題を解決しました。

ファームウェアバージョン 14 → 15への改善履歴(2018/04)

No. 内容
1 SLMPの一括読出しコマンドの動作を改善しました。
2 SLMP 4Eフレームに対する応答動作を改善しました。
3 SP.SOCCINF命令とSP.SOCCSET命令の引数として、「交信手段で”通信プロトコル”を設定したコネクション」を使用できるように改善しました。
4 1スキャン内に待機系をRUN→STOP→RUNすると、制御系でトラッキング通信異常(エラーコード:1B78H)が発生する場合がある問題を解決しました。
5 通信プロトコル支援機能で受信待ち時間を設定すると、正常に通信しているにも関わらずエラーを検出する場合がある問題を解決しました。
6 インテリジェント機能ユニットとのリフレッシュ時、データの泣き別れ防止を有効とした場合でもリフレッシュデータが泣き別れる場合がある問題を解決しました。
7 自動メモリコピー機能設定が有効、かつ両系のファイルが不一致の時に自動メモリコピーを行うと、エラー(エラーコード:41D8H 指定のファイルにアクセス中である)が発生し、自動メモリコピーに失敗することがある問題を解決しました。
8 両系へのRUN中書込み中に、ネットワークユニットからの系切替え要求が発生すると、RUN中書込み後に制御系で系切替え異常(エラーコード:1BD0H)が発生する場合がある問題を解決しました。